中国の研究所がMI DCCT 400A を設置

 

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2018129日〜22日の間に、MI DCCT 400Aシステムが稼働している現場、中国北京の高エネルギー物理学研究所(IHEP)、にフォローアップ目的で、メジャーメンツインターナショナルとパートナー企業(MI ChinaMI CAL)は訪問しています。

 

中国科学アカデミーの研究機関である高エネルギー物理学研究所(IHEP)は、中国最大の粒子物理学研究機関です。彼らの研究テーマは、最小の原子レベルから、宇宙の大規模な構造まで、最も基本的なレベルで宇宙をより良く理解することを目的にしています。彼らは人類の利益のために研究から得た知識と技術を使いたいと考えています。具体的には、粒子や宇宙飛行体物理に関する理論的・実験的研究のほか、加速器技術や核解析技術などの関連分野での幅広い研究を行っています。また、他の分野の研究者にビーム設備の提供も行っています。

 

MIは工業用電流測定のDC電流測定で、最良の測定不確かさ計測を、DC電流トランス(DCCT)を使用して達成しています。DCCTには、ウォームアップの時間は必要としない利点がありますが、通常の電流シャントよりも容量性と誘導性がある点と考えております。したがって、計測電流の極性の反転率は、最良の精度を達成するためにかなり長いです。現在市販されているいくつかの商用DCCT装置は、精度が10-5に近づいています。 MIDCCTの研究と校正の適用のために、1A3kADC電流に対して数ppm未満の測定不確かさが達成されるモデル6300シリーズのDCCT較正システムを提供します。

 

「メジャーメンツ インターナショナル(MI)は、計測性能が最高レベルのDCCT測定装置を、
CERNや他の高水準の世界中の計量研究所などトップレベルの標準研究所に、これまで長い期間提供しています。
私は、IHEPMIを選択したことを非常に誇りに思っています。」副社長ライアン ブラウン
さらに、

 

「お客様がDCCT測定の最高精度と不確かさの必要性を理解している場合、
MIは提携することがわかってもらっています」