良く聞かれる質問

 

よく聞かれる質問

Q1. 直流コンパレータは、MI独自の技術ですか?

Q2. 直流コンパレータを使用した抵抗ブリッジは、MI独自の技術ですか?

Q3. MIブリッジが競合の抵抗ブリッジに勝っている点は何ですか?

Q4. 抵抗ブリッジの機種決定に当たって、どういう段取りで進めるべきですか?

Q5. 抵抗校正の計測器を検討する場合、どのような機関から情報収集すべきですか?

 

Q6. デュアルソースブリッジ(メータ)について、MI独自の技術ですか?

Q7. デュアルソースブリッジ(メータ)について、商品化しているのはMIだけですか?

Q8. MIのデュアルソースブリッジ(メータ)と競合品を比較して、能力差は何ですか?

Q9. MIのデュアルソースブリッジ(メータ)は、実績はありますか?

Q10. 高抵抗を測定する方法としてデュアルソース法は有用ですか?

 

 

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Q1. 直流コンパレータは、MI独自の技術ですか?

 

  いいえ、弊社独自の技術ではありません。

 1960年代後半に学問的に確立しており、下記の技術図書として1988年にはまとめられています。

  

 ご参考文献

 The Current Comparator W. J. M. Moore, P. N. Miljanic

 

Q2. 直流コンパレータを使用した抵抗ブリッジは、MI独自の技術ですか?

 

  はい、独自の技術です。

 

コンパレータのコアの巻き方、パーシャルターンの使用する方法が独自です。25年以上前、1992年に市販自動抵抗ブリッジの一号機として6010Aを開発・発売以来、基本回路に大きな変化はなく、同じシリーズ番号の6010Dを現在紹介中です。このシリーズの抵抗ブリッジは世界の国研機関で標準機種になっています。

世界の校正技術者の評価を受け、世界中の標準室の日常業務に活用いただいております。

装置の能力として、長期の安定した計測精度、高速の応答特性が特徴です。

良くお客様に伺う質問

・ 評価するデータを収集するまでの時間を、何分も待機する必要があるか?

・ 校正データの安定性が0.0*ppm以下になるまで何分も待つ必要があるか?

・ 校正データの安定性が0.0*ppm以下になるまで、何十個も計測データを捨てる必要があるか?

といった話はMIユーザからは聞いたことがありません。

 

仮に応答特性が遅いと、変化する被校正対象の計測結果が追従できない結果になります。早い応答特性は、特に温度計測には必要な仕様です。 

動画情報(Youtube)もご確認ください。抵抗ブリッジ...。  温度ブリッジ...。

 

 

Q3. 競合する抵抗ブリッジに勝っている点は何ですか?

 

抵抗校正の計測方式で、直流、交流の方式がありますが、原理原則を追求した集大成の技術が直流抵抗ブリッジであり、メジャーメンツインターナショナルのブリッジです。計測原理、再現性を含めた校正能力は世界中の国研機関で評価いただきました。その結果を受けて、各所で採用いただいたと理解しています。直流抵抗(100Ω)の校正不確かさが0.1ppm以下でサービスされていることも珍しくありません。具体的には

 

  1. 実際に能力を発揮できるカタログに表記している仕様です。数値には自信をもっています。
  2. 評価するデータを収集するまでの時間を、何分もの待機する必要はありません。計測データの安定性が0.0*ppm以下になるまで何分も待つ、といったことはありません。
  3. 計測回路の経時変化は極めて小さいです。(実証結果 3.5年、10Ω:1Ωで  9ppbでした。)
  4. MI提案の比率計測誤差の評価方法は分かりやすいです。(インターチェンジ法)
  5. 国内外で運用されている実績豊富、公開もしています。各機関は受入試験を実施後、運用されています。
  6. 弊社には、標準室(CLASロゴ)があって、自社製計測器を使って校正サービスを行っています。校正手順、校正結果は当局(カナダ標準研)の査察を受け、その有効性を担保しています。よって、サービスの不確かさ情報を見直すと、お客様が弊社製計測器を導入された場合の、実運用時の不確かさの目途が付くと考えます。標準室の構築で監査を行っている機関はA2LAもあり、自社のホームページには機関名、不確かさ情報を公開しています。是非、チェックをお願いします。
  7. 弊社は計測器が発揮する能力に自信をもっています。第三者の校正機関(カナダNRCC、スイスMETAS、イギリスNPL の国研等)で計測誤差の評価を行うことは可能と、常に、紹介しています。

 

 

Q4. 抵抗ブリッジの機種決定に当たって、どういう段取りで進めるべきですか?

 

  抵抗ブリッジは、電気校正の標準室の高価な中核機器です。安易な機種決定は、後々の禍根になるかもしれません。標準室で運用される校正機器は標準室の校正能力に、かなり密着した相関性があります。安易な機種決定は標準室の、さらに会社の評価につながるかもしれません。

  校正機器の中で抵抗ブリッジの技術は日進月歩で進展しています。過去の名前、代理店のサービスを考えるだけで、導入機器を決定するのは現実的ではありません。最後はお客様の責任で全て決める、というのは事実ですが、是非、以下の質問を計測器メーカに、そして導入の段取りを決めることをお勧めします。後々、悔いを残さないために。

  

  選択した標準装置が世界の非標準装置ではないようにするために。

 

  以下は本当に使える抵抗ブリッジを選択するための作業です。

 

ステップ1:メーカから情報収集します。

        そのとき、以下の質問をします。当該機種は校正機関で活用されていますか?

 

(問題なければ、)その機関名を教えていただけますか?

 

教えていただければ、直接情報収集し、御参考情報を得られるでしょう。    

         「推奨は得られない。」、かもしれませんが、使い勝手は説明してもらえる可能性があります。

        折角、新規導入されても、何かの不満を抱えている、現実には使えていない、という事例は

        結構あります。

あなたが選択した機種がメーカでは世界で初物であるとか、日本で初物であるとか、そしてその機種の実験台ユーザにならないための対策です。本当に、折角、新規導入されても、

実際の運用した機関はないという事例は結構あるのです。

カタログ上の仕様は満足したから、その機種を選択した、という例は結構、聞きます。実際0.1ppm以下の不確かさで校正する計測器の能力をカタログ値だけで判断されるのはリクスが大きいです。今後、何年、何十年もの間、あなたの標準室の基幹計測器になるのですから。

 

また0.1ppm以下の不確かさの計測器の評価を自社でされるのは現実的ではありません。校正技能の問題ではなく、相応の設備(ccc)が必要になるのです。

 

例えば100Ωの抵抗を10μΩの不確かさ以下で校正できることを確認する必要があるのです。

 

また国研機関(日本では産総研、アメリカではNIST等)がユーザであるのなら、かなりの安心材料になるでしょう。

 

因みに標準校正のトレーサビリティ制度は各国で整備されています。トレーサビリティの1次機関は各国にあります。日本では産総研、アメリカはNISTになります。

 

さらにメーカは自社の標準室を保持している可能性があります。そのサービスを確認されると、ある程度、計測器の能力を想像できると思います。

A2LAのホームページでは計測器メーカの校正サービス情報を紹介しています。

 

   ステップ2:できれば、メーカを介さずWeb等で抵抗校正の論文を収集し、検討する計測器のパフォーマンスを確認します。

 

         何を使って、どのような研究をしたか、多数論文発表がされています。

 

   ステップ3:複数の校正事業者に訪問し、作業方法、計測器を情報収集します。

 

ステップ4:ステップ1から3までの情報で機種決定に至ります。

 

ステップ5:できれば計測器の手配には、計測器と第三者の評価結果を合わせて手配してください。費用は嵩みますが。もちろん計測器を受け入れ時点で、その値が仕様に満足していることを確認します。不可なら。。。(この評価サービスは国内機関でも可能です。)

 

 

  

Q5. 抵抗校正の計測器を検討される場合、どのような機関から情報収集すべきですか?

 

 

校正を業務とされている公的機関は、相談すれば親身にアドバイスをいただけると思います。校正の持ち回り試験に参加し、校正技術者の皆さんから情報収集するのもお勧めです。

  

 

Q6デュアルソースブリッジ(メータ)について、MI独自の技術ですか?

 

  いいえ

 

  NIST等が研究を進めた基礎技術の上で、製品開発したものです。

 

 

 

Q7. デュアルソースブリッジ(メータ)について、商品化しているのはMIだけですか?

 

いいえ

 

数社あるようです。

 

  

 

Q8. デュアルソースブリッジ(メータ)の競合品との比較として、能力差は何ですか?

 

一番の特長はカタログに説明する計測精度です。発揮できる能力です。

 

実際にMIの標準室で、デュアルソースブリッジ(6600A)を使用し、校正サービスを行っています。

 

例えば、10G校正時の不確かさ、35ppm

 

100G校正時の不確かさ、45ppm です。

 

(この値は、校正能力の示す不確かさバジェット表を参照しています。)

 

是非、競合する製品の仕様が分かれば、比較してください。MI製の優位性を理解いただけるでしょう。

 

  

Q9. 実績はありますか?

 

かなりの台数、既に、運用中です。もちろん、日本国内でも運用中です。

 

 

Q10. 高抵抗を測定する方法は?

 

計測電流と被校正の抵抗器を計測器に直列に接続し、内蔵のコンデンサに充電する電圧値から充電時間を求め、その値から抵抗値を求める、という方法が従来からありました。

 

一部のメーカでは従来の方式から、デュアルソース法に変更しているようです。